合宿免許は、実際どのような流れで進むのでしょうか?教習所によって違いはありますが、大まかな流れは次のようになります。
教習期間中、延長が発生した場合は予定より長くなってしまいます。
合宿期間中は、緊急の用事以外は原則として帰宅することができませんのでご注意ください。
合宿免許全体の流れ
ネットや電話で申し込み
まずは、合宿免許サイトを参考にして教習所とプランを決めましょう。
教習所に到着(第1日目)
*( )内は、最短の日程になります。
- 受付:必要な書類のチェック(住民票、身分証明書、免許書など)
- 適性検査:視力検査(片眼で0.3以上、両眼で0.7以上、眼鏡やコンタクト使用可。視力が基準に達していない時は入校できません。必ず事前にチェックを)、聴力、色覚検査、心理テスト(運転時の状況判断能力や、行動の正確さを自覚するための検査)
- 先行学科の受講:運転に関する基本的な心得
- 合宿期間中の説明
第1段階(2日目~仮免まで)
- 学科教習:(道路上で運転するための基本的な知識を学ぶ、9時限)
- 技能教習:(教習所内を運転して、運転の基本操作と基本走行を学ぶ。AT12時限以上、MT15時限以上)
- 効果測定、みきわめ:第1段階の最後に、「効果測定」「みきわめ」が行われます。これは、学科教習と技能の習熟度がチェックされるもの。「効果測定」(学科試験の備えた模擬テスト)「みきわめ」(教習効果の確認)がクリアされると、修了検定、仮免学科試験受験へ。習熟度が十分でないと判断された場合は、教習の補講を受けます。
修了検定、仮免受験(7日目)
- 修了検定(技能):助手席に技能検定員、後部座席に他の受験者を乗せて、場内コースを運転。70点以上で合格。
- 仮免学科試験:修了検定に合格しなかった時は、仮免学科試験は受けることができません。全50問の◯×式で行われ、45問以上正解し合格。
終了検定と仮免に合格して、やっと仮免許書が交付され、路上教習へ。
第2段階(7日目~13日目)
- 学科教習(運転するためのより実践的な知識を学ぶ。16時限)
- 路上教習(高速道路での教習や、危険予測といった実際の運転を学ぶ。AT16時限、MT19時限以上)
2段階全ての学科教習を受けた後、「効果測定」と実技教習の「みきわめ」をクリアすると、とうとう卒業検定を受けます。
卒業検定(14日目)
教習所を卒業するために受ける技能試験。
指定された走行コースと自主経路で目的地点まで運転し、70点以上で合格
卒業式(14日目)
卒業検定を合格すると、卒業証明書を受け取ることができます。この卒業証明書によって、地元の運転免許試験場での実技(技能)試験が免除になります。
本免許学科試験(卒業から1年以内)
住民票のある都道府県の運転免許試験場で本免許学科試験を受験し、100点満点中90点正解して合格し、とうとう運転免許証を取得!教習所を卒業しただけでは、免許はもらえません。
合宿免許の1日の流れ
やっぱり通学での運転免許取得よりも合宿免許がいいという人たちは多くいらっしゃるようです。合宿免許は、ある程度の期間同じ場所に留まることになります。
いろいろ、不安も抱えている人たちもいらっしゃるようです。果たして、合宿免許では、どのような一日の流れを過ごすのでしょうか。
合宿免許の一日の流れ
合宿免許の運転免許取得では、スケジュールがみっちり、ちょっと過酷!と感じてしまう人たちもいるようです。実際に、どんな感じのスケジュールなのか見てみましょう。
注意しなければならないのは、合宿免許では、一日の流れを自分自身で決定することができません。あらかじめセッティングされているスケジュールにあなたは従うから、料金もリーズナブルで利用することができます。
ですから、合宿免許では、教習を寝坊したり、すっぽかしたりしてしまうとそれだけスケジュールが崩れてしまって、運転免許取得することができなくなってしまうかもしれないですので、呉々も注意しましょう。
7:00 起床
合宿免許の朝は、7:00 起床、スケジュールがみっちり詰まっているので、朝が早いことは結構あります。
全部が全部7:00 起床ということではありませんが、朝が苦手……という人たちはちょっと覚悟しておいた方がいいかもしれないですよね。
7:30朝食
そして、7:30に朝食という感じではないでしょうか。
朝食メニューは、バイキング形式だったり、メニューがそれぞれひとりひとりに対して用意されていたりします。食事に対してのあり方も、それぞれ合宿免許によって大きな違いがありますので、しっかりあらかじめresearchが必要です。
ちゃんと栄養のバランスを考えてくれているメニューが提供されているから、合宿免許の期間を乗り切ることができるのだと思いますよ。普段のみなさんの日常生活と比較して、こちらの方が全然健康的と感じるでしょう。
8:30バスに乗って教習所へ
そして、いよいよ教習がスタートします。8:30にバスに乗って教習所へ……。
いろいろ合宿免許によって違いがありますが、ある合宿免許では、迎えのバスが来て教習所へ向かうことになります。まずは、このバスに遅刻しないようにしましょう。
迎えのバスは、自分自身が宿泊している場所だけでなく、他の宿泊施設も周り、生徒たちを送迎するケースが多いようです。
9:00午前の教習開始
そして、9:00から午前の教習開始します。朝からしっかり教習を受けてください。1回の教習はだいたい1時間前後です。
1日に4~5コマ教習を想定してください。
合宿免許の運転免許取得では、スケジュールがみっちり、ちょっと過酷!と感じてしまう人たちもいるようです。実際に、どんな感じのスケジュールなのか見てみましょう。9:00から午前の教習開始します。
9:00午前の教習開始
合宿免許の1回の教習はだいたい1時間前後です。1日に4~5コマ教習あたりの教習を受ける必要があります。
実技の教習からスタートすることもあり、そうでないこともあります。
合宿免許では、たて続けに教習を受けることになりますので、昨日習ったことを今日実践できるメリットがあります。あんまり、通学での運転免許取得のように自由性があると、すぐに習ったことを忘れてしまってつながらないのかもしれないですよね。
12:00昼食
12:00からは昼食の時間です。例えば、昼食は自動車学校のすぐ隣の建物にある食堂でとることができます。
日替わりでメニューがあり、ご飯とみそ汁のおかわりが自由だったりそれぞれの合宿免許に様々な特徴がありますので、食事に拘りを持ちたいという方々は、しっかりあらかじめresearchが必要です。
このような時間に、いろいろ新しい友だちを作る人たちも多いみたいですね。
合宿免許では、おおかたみなさん同じ世代の方々が多く、同じ不安を抱えているので、すぐに友だちを作りやすいメリットも存在していると思います。
13:00午後の教習開始
そして、午後教習は、すぐにスタートします。
13:00から午後の教習開始です。例えば、午後の一発目は学科の教習からスタートします。
学科の教習は、普通の学校の授業と同じような感じで、1クラス分くらいのスペース空間で授業を受けることになります。
14:00空き時間
合宿免許は、みっちりスケジュールがつまっているというものの、そんな超過酷なスケジュールが組まれているということではありません。
次の教習まで、空き時間が出来てしまった……ということも多々あります。
新しい友だちと、いろいろお話しするのもOK、宿泊施設が側なら、一度戻るというのもいいでしょう。
16:00最後の教習
そして、16:00。この日の最後の教習を受けることになります。そして、今日一日の教習スケジュールは終了です。17:00バスに乗って宿泊所へと戻って行きます。
19:00からは、夕食です。そして、20:00~自由時間です。合宿免許の運転免許取得は、疲れることもあるでしょう。一日のストレスは、その日のうちに解消させておきましょう。
合宿1週目は学科教習が多く、座学が中心になります。第一段階の技能教習は、1日2時限まで、第2段階では1日3時限までとなります。
普通、合宿免許では、教習所から近いホテルや寮に宿泊します。朝は自分で起きて、決められたスケジュールに従って行動しないと、最悪延泊しないといけなくなります。延泊すると追加料金が必要になることもあります。くれぐれも寝坊や体調を崩さないように注意して、ルールを守って合宿免許に参加してください。
教習は18時~19時までに終了する教習所が多く、それ以降は自由時間となります。教習所周辺にカラオケなどがあるときは息抜きで楽しむこともできますが、あくまでも教習に来ていることを忘れないでください。学校規則に違反した場合は、途中退学になる場合もあります。学校規則は教習所によって違いますが、門限を守る、飲酒禁止、室内喫煙禁止、危険行為、違法行為、暴力行為、宿泊施設から無断で離れ2日以上連絡がない場合などです。
約2週間で運転をマスターするというのは、予想以上にハード。教科にしても技能にしても、集中して取り組まないと覚えられません。とくに技能教習や試験時では、緊張するもの。毎日のスケジュールは、教習所によってしっかり決められていますので、万全な体調で臨めるよう日々体調管理にはくれぐれも気をつけてください。
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