運転免許を安く取得するには、合宿免許を利用すると良いというのを聞いたことがある方も多いかもしれません。実際に免許を安くスピーディに取りたいという人には、合宿免許はとてもおすすめの方法になります。
この記事では、何で合宿免許の料金が安いという理由と、さらに費用を抑えるための合宿免許選びのテクニックについてもご紹介します。
運転免許の取得方法は合宿、通学、一発の3種類
運転免許の取得方法には、教習所を卒業してから免許取得の試験を受ける、合宿免許と通学免許、また、教習所に通わずいきなり試験を受ける一発試験の全部で3種類があります。
一発試験は教習をしない分かかる費用だけで考えると一番安いのですが、運転するための知識や技術を自分で身に付けなければならないので、以前に免許を持っていた人や、海外での運転経験があるといった特殊な場合でない限り教習所に通うのが無難です。
合宿免許と通学費用では、合宿免許の方が料金は低いのが一般的です。また、合宿免許のパック料金の中には、教習費、技能検定料などの他にも合宿生活で必要な様々なお金が含まれていますので、それを考えると、合宿免許はとてもお得だという事が分かります。
合宿免許の料金の内訳
- 合宿教習費
- 宿泊・食事代
- 交通費
- 延長保証料金
合宿免許が安いカラクリ
合宿免許の料金相場は、その教習所のプランや時期によっても様々ですが、おおよそ20~30万円というのが一般的で、中には20万円を切るという所もあります。
一方、ほとんどの通学免許では約28~33万円位かかり、基本的には再受講の場合、追加料金が必要になります。
多くの教習所の合宿免許料金には、教習に関する費用(入学金、教科教習費、技能教習費、検査料、終了検定料、卒業検定料、卒業証明書代)だけでなく、宿泊代、食事代、交通費なども含まれています。それなのに、通学免許より安い料金なのは何故でしょう?
合宿免許が安い理由には、大きく4つあります。
短期間で教習生が入れ替わる
合宿免許は、2週間程の短い期間で免許を取得できるようカリキュラムが組まれているので、短期間で教習生が入れ替わることになります。そのため回転が早く、利益率が上がり、安い受講料でも採算が取れるワケです。通学免許では、大体1カ月以上入学から卒業までかかってしまうため、教習生の入れ替わりに時間がかかり回転が悪くなってしまいます。
教習所が効率的にスケジュールを組めるので無駄がない
教習所では、合宿の場合カリキュラムを事前に全て組みます。そのため無駄がありません。通学の場合は、教習生がスケジュールを組むので、技能教習の予約をしていても都合が悪くなってキャンセルしてしまうと指導員に空きが出てしまうことがあります。合宿では、そういうことはほとんどないので、効率的なスケジュールの管理が可能なのです。
立地条件
合宿免許の教習所のほとんどは、地方にあります。地方は都市に比べて、地価が安いため土地代や建設費用を抑えられます。そのうえ物価も安いので食費や人件費も抑えられ、コストダウンが図られます。
競争が厳しい
通学の場合は、近隣の教習所が競合しますが、合宿では全国の教習所が競争相手となっています。その結果、全国の教習所が競合し、激しい価格競争を行っています。
合宿免許をさらに安くするテクニック
合宿免許をさらに安くためのコツがいくつかあります。教習所ごとに、いろいろなプランを用意していますので、オトクな合宿免許を捜してください。
オフシーズンをねらう
教習所は、春休みや夏休み、冬休みなどの繁忙期には料金が高くなります。長期の休み中に免許を取得したい学生の申し込みが増えるからです。この時期を避けて、4月~7月中旬、9月下旬~12月上旬の閑散期がリーズナブル。繁忙期と閑散期では、7~8万円位の料金差があるので、できるだけ安く免許を取得したい方は、オフシーズンがオススメ。

プランを見直す
合宿免許のプランにはいろいろなものがあります。必要最低限のサービスの格安プランから、手厚いサポートのついたプランまでさまざま。合宿免許で、食費の占める割合は多いので、食事なしの自炊プランを選び、近くのコンビニなので食材を買って部屋で食べれば、さらに費用を安くできます。また、部屋を選べる場合、シングルよりツインの方が安いので、もっとコストダウンできます。
キャンペーンやセール割引を利用
教習所によっては、よりお得なキャンペーンやセールが設定されています。早期に入校を申し込む早割や、学生限定の学割、友達やカップルと一緒に申し込むグループ割引など、いろいろあります。事前によくチェックして、お得な方法を見つけてください。
最短で卒業する
運転免許は、合宿免許の教習を受ければ取得できるわけではなく、仮免許試験や卒業試験などに合格しないといけません。不合格になってしまうと、教習期間が延長してしまいます。多くの合宿免許では、教習や検定、宿泊の延長ができる保証期間があり、その期間内であれば追加料金が発生しませんが、保証期間が過ぎてしまうと別途料金が要るようになります。ですから、最短で卒業するためには努力が必要です。
合宿免許ローンの紹介
入校申し込み時に、まとまった費用がない場合、料金を分割で払えるローンが便利。事前に、ローンの特徴や条件などよく調べて申し込みください。多くのWeb申し込みでは、契約書記入が不要で、パソコンやスマホからの申し込みで、即日審査が可能です。学生(高校生を除く)でも18歳以上でしたらWeb申し込み時に、保証人なしで審査できます。申し込みはカンタンですが、手続きに7日間位かかりますので、余裕を持って申し込みください。
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