自動車免許は、18歳になったらすぐ取りたいと考えている人も多いでしょう。取っておいて損はありませんが、当然、お金と時間が掛かってしまいます。そこで、就職前の休みのタイミングを使って一気に取ってしまおうという需要が生まれているのです。
時間を見付けて合宿免許を取る
教習所に普通に通おうとすると非常に時間が掛かります。カリキュラムは実技と学科に分かれ、講習の後にテストがあってそれをクリアしていかなければなりません。社会人が教習所に通って免許を取ろうとする場合、土日や祝日を利用して少しずつ進めて行く形になる場合が多くなります。しかし、間を空けての学習というのはかなり面倒なもので、定期的に復習しながら着いていく形になり、手間と労力が掛かってしまいます。そのため、合宿免許で社会人になる前に免許を取得する人が増えているのです。これはカリキュラムを詰め込んで一気に学んでしまうというもので、2週間ほど泊まり込みで学習し、免許を取得します。
特に就職直前のタイミングで、この合宿免許により免許を取得する若者が増えています。免許を取れるようになるのは18歳からですが、学校に通っているうちは難しいものがあります。しかし就職が決まり、高校から社会人に、あるいは大学から社会人になるタイミングには少し時間の余裕が生まれます。春休み付近に上手く時間を作って、2週間使って免許を取る人が多いのです。合宿免許は泊まり込みの旅行に近いものがあるため、友達と予定を合わせて参加して修学旅行気分で取る人たちも珍しくありません。
予約は早めに取らないと春休みは混み合う
注意が必要なのは、春休みに免許を取ろうと考えている人が多い点です。つまり一年で一番混み合う時期が春休み付近にあり、教習所も予約が取りにくくなります。就職前に免許を取ろうとする定番の時期がそこなのでしょう。教習所を決めて友達と予定を確認し、予約しようと思ったら埋まっていた、ということもあります。もし行きたい教習所が決まっているのなら、一緒に行く友達と連絡を取り、早めに予約してしまうことが重要です。
教習所は山奥の田舎にあるイメージが強かったりしますが、今は観光を売りにしているところも増えています。泊まり込みの学習とはいえ一日中授業がある訳ではありません。空き時間には気分転換に町に出て遊ぶことも可能で、それが合宿免許の楽しみの一つとも言えるのです。もちろんハメを外しすぎてはいけませんが、目的は免許を取ることなので、そこがしっかりしていれば大丈夫でしょう。合宿免許で免許が取れなかったというパターンはほとんどなく、中々実技が通らなかったり学科テストに落ち続けたとしても、繰り返し教わればなんとかなります。そして時間を気にせず徹底的に教えてもらえるのが合宿免許の利点なのです。
免許を取りつつ旅行気分を楽しむ
社会人になってから時間を見つけて取ることを考えると、合宿免許は非常に効率的な免許の取得方法です。しかしそう考えている人が多いのも確かなので、しっかりと予定を組んで早めに予約するようにしましょう。大きな休みを取れる最後のタイミングでもあるので、免許を取得しつつ旅行した気分を楽しめるイベントでもあるのです。
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